皮膚科ブログ 2016.11.10
11月に入りだいぶ寒くなってきました。
保険診療は夏の繁忙期を終え、だいぶ落ち着いてきたかと思いますが、
冬は皮膚科では閑散期、患者数は減っているクリニックが多いのではないでしょうか。
患者数が減れば、それに伴い収益も減っていきますね。
弊社でもよくご相談いただきますが、
減収を補填するために、自由診療(特に美容皮膚科)を併設し、
安定収益を目指されているクリニックが増えてきました。
もちろん当初から、美容皮膚科中心で開業されているドクターはおりますが、
保険診療中心のクリニックでも、
脱毛治療だけ、光治療や複合機での簡易な治療だけ、
など、美容治療を導入されているクリニックをよく目にします。
年末年始などは、保険診療は減りますが、
まとまった休みがありますので、美容治療のニーズは増えてきます。
美容皮膚科を併設されているクリニックでは、
しっかりと自費の売上を立てていきたい時期ではあります。
消費者庁、厚労省から、
患者さん向け注意喚起のチラシ(添付資料)が出ておりましたので記載いたします。
以前、当ブログにて「医療機関ホームページガイドライン」でも簡単に触れておりますが、
美容治療については、消費生活センターへ苦情相談が増加傾向にあります。(美容外科を含みます)
保険診療ではインフォームドコンセントは問題ないと思いますが、
意外と自由診療の分野での説明が弱いクリニックは多いと感じます。
スタッフは、よくわからず患者さんへ説明、オススメしているケースなどもあります。
これからの時期に限りませんが、
保険診療が落ち着き、美容治療のニーズが増える時期でもありますので、
しっかりと説明できるよう、
院内での勉強会などを実施し確認していきたいですね。