CO2レーザー

皮膚科ブログ 2016.6.30

先日、クライアント先でCO2レーザーを導入しました。

 

皮膚科、形成外科ではよくあると思いますが、

いぼやホクロの相談を受ける機会が多く、

中でも、年配の方よりの「脂漏性角化症」の相談が多いようです。

良性腫瘍なら、そのまま放置しておいても良いかと思いますが、

やはり、見た目はとても気になります。

 

孫に指摘された、、

お友達が治療を受け綺麗になった、、

同窓会があるので治療し若く見られたい、、など

 

今までは、症状や部位にもよりますが、

主に液体窒素治療を実施することが多く、

 

保険適応が可能で、麻酔なしで簡単に治療できますが、

治療に多少痛みが伴い、治療後も痛みが残ったり、

また、水ぶくれや色素沈着などを考え、顔への治療は避けていたとのことです。

 

顔の治療を希望される患者さんも多いことから、

CO2レーザーの導入となりました。

 

厚労省の医療機器承認を受けている機器も多く、選択肢は広がります。

また、外国製の未承認機器で比較的安価なものもあります。

未承認機の場合、海外送金や輸入諸経費の確認、為替のチェックなどが必要なこと、

また、故障時の対応や購入時にリースが組めないことも確認しておく必要があります。

 

今回は、やはり安心して使用できる承認機から選定、

出力設定などの操作性、治療時の使用感が良いものを選びました。

 

治療については、

保険のきかない自由診療が主となりますが、評判は上々です。

綺麗でいたいと思う気持ちに年齢は関係ないと改めて感じました。

 

治療後にお友達を連れて来院されご紹介いただいたり、

夫婦で治療されていった患者さんもいらっしゃいました。

 

当然のことですが、

治療の際は、十分な説明、明確な費用提示、同意を得ること。

 

説明資料や同意書などを準備し徹底していくことが重要ですね。