ヒルドイドローションのジェネリック

皮膚科ブログ 2015.10.2

ヒルドイドローションは保湿用として処方される機会が多い薬剤かと思いますが、
そのジェネリック医薬品としてビーソフテンローションがあります。


ご存知の通り、先発品と後発品とで使用感が違う薬剤ですが、
その違いを知らずに使用されている患者様もおります。


薬局では積極的に後発品を勧めています。
ジェネリック医薬品に関しては、薬局でも十分な説明をされているかとは思いますが、

ビーソフテンローションの方は乳液タイプのヒルドイドローションに比べ、
化粧水タイプのローションで、患者様によって好みが分かれます。


もちろん、症状に合わせて塗った時の「のび」や「効果」を考慮の上で変更出来ればよいのですが、
患者様によってはよく分からずにジェネリックにされて、後でご相談されるケースが見受けられます。


ジェネリック医薬品は同成分でも、賦形剤、添加剤などが違いますが、
患者様やクリニックの事務員でも、その事を知らない方が多いように感じます。


継続的に処方されることが多い薬剤ですので、処方の段階でコントロールしていきたいですね。