ワクチンの定期接種化

小児科ブログ 2015.7.8

小児科で予防接種ワクチンは、ここ10年で非常に動きがありました。
10年前ですと、まだ定期接種(公費)のワクチンはほぼなく任意接種(自費)が
ほとんどでした。
今は、多くのワクチンが定期接種となり、ワクチン接種率も当然上がりました。
昨年は10月から水痘(みずぼうそう)が定期接種化され、
来年(4月または10月)からB型肝炎が定期接種化されます。
B型肝炎は生後2か月、3ヵ月、8ヵ月前後と3回接種ですが、
これまで任意接種だったので控えていた患者様も、
定期接種となれば接種率は間違いなく増えていくでしょう。
 
また欧米では混合ワクチンも進んで実施されていますので、
今後、日本でのワクチン動向がどう進んでいくのか注視していく必要があります。